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2006年06月29日

ふたつのユーミン その5

東京はいい天気です。
梅雨もそろそろ明けるのかな。

今日はボストンの『ドント・ルック・バック』をBGMに書いています。
え,こないだ聴いてたじゃないかって?
あれは『幻想飛行』ですよ。
『ドント・ルック・バック』は78年に出た2ndで,
『幻想飛行』 との違いは,曲ぐらいのもの(当たり前),
コンセプトもサウンドもまるっきり同じと言っていいほど似通った作品です。
2枚対で聴いてこそ,初期ボストンの魅力がわかります。
ボストンといえば“No sinthesyzer used,No computer used”という
クレジットが有名でした。
つまり「シンセもコンピューターも使ってないよ」という意味ですが,
現代のようにデジタル録音当たり前の世の中なら,
アッと驚くタメゴローですが,
当時,シンセやコンピューターを全面的に使用して作られた音楽が
それほどあるとは思えず(おいらが知らないだけかもしれませんが),
なんでわざわざこんなことを言うのか非常に不思議でした。
確かにボストンのサウンドは尋常でないほど分厚く,
なにやら壮大なものでしたが,聴いたとおりのアナログの音。
そりゃあ,そんなもの使ってないだろ,と単純に思ったものです。
しかし,このクレジットは妙に説得力があり,みるみる一人歩きしていきました。
おそらく,ボストンといえば,
瞬時にこの文句が浮かんでくる人は多いでしょう。

さて,ボストンは『ドント・ルック・バック』を出してから
ずいぶん長いこと3rdを出しませんでした。
出たのは86年ですから,その間,8年で,
今考えるとそれほどというわけでもないですが,
当時のロック・ファンには途方もなく長い時間でした。
毎年毎年,ボストンの新譜はまだかと論議の的になり,
ボストンがいつ次作を出すかで一晩酒が飲めたほどです(ウソ)。
おいらに関して言えば,もう待ちくたびれすぎたし,
その8年の間に音楽の趣味はくるくる変わったので,
出た時には,特に感慨はありませんでした。
ごめん,ボストン。
何はともあれ,初期ボストンの2枚は名盤ですので,
特に若い人にお薦めしておきます。

さて,ユーミンの話の続きです。
いいかげん,ここらで締めくくりましょうね。

ユーミンのオフィシャルデータブックには載っていないのですが,
「何もきかないで」という曲が岡崎友紀にあります。
ユーミン版は『Cobalt Hour』に収録されており,文句なしの名曲。
鈴木茂のエイモス・ギャレットばりのギター・ソロが,
この世のものとは思えないほど素敵で,これだけでも聴く価値があります。
岡崎版はアレンジを聴く限り,どうやらユーミン版の踏襲のようで,
歌はまあまあな感じですが,
ギター・ソロは「似てねえ〜」感じのコピーのよう。
実際,どっちが先なんだろ。

これ以上コメントはないんですがね。

なんだかわからない終わり方でしたね。

行き先を決めずに書き出すおいらの悪いクセだな。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 2006年06月29日 13:56