« こっちも最強! ポルシェ メンテナンスの本 | トップページ | 80年の私的名盤ファイルその7 »
2005年11月24日
80年の私的名盤ファイルその6
『CHAKRA』チャクラ
この摩訶不思議なポップを耳にしたのもやはり80年。
そういえばその頃だったなあと懐かしく思い出します。
チャクラの1stアルバム『CHAKRA』です。
矢野誠のプロデュースでした。
例によってFMで初めて聴いたのですが,
音作りはニューウェイヴで,
チャイナ・ポップやオキナワン・ポップのようなテイストがあり,
さらに,フュージョン的なテクスチャーやキメが随所にあり,
しかもダンス・ミュージックという,とても新鮮な音楽でした。
とにかく壮大で幻想的でプログレッシヴ。そんな印象でした。
ボーカリストは知る人ぞ知る小川美潮で,
その歌声のスケールの大きさに驚きました。
ギターは,その後,
映画のサウンドトラックなどで活躍することになる異才,板倉文。
キリングタイムという,これまた知る人ぞ知る
大変グルーヴィなバンドもやっていました。
チャクラは3枚アルバムを出して解散。
あまり人気は出ませんでしたが,
それぞれのアルバムが創意に満ちていて,捨てがたいものがあります。
1stアルバムは,今聴くと,ものすごい人力グルーヴに圧倒されます。
当時は板倉のギターそれほどテクニックがあるとは思いませんでしたが,
どっこい,スティーヴ・ハウをメロウにしたような
素晴らしいソロを弾いていたり,カッティングのキレも素晴らしいです。
日本のロック史の本などでは,名前は見かけますが,
決して2行以上は記述されないバンド。
やはり早すぎたのだろうと感じます。
チャクラのアルバムは90年代に一度CDになり,
その後,2002年にも再発されたようです。
興味のある人はぜひ。
そういえば,5月のクロスオーバージャパンに
キリングタイムが出たのですが,
まったくイベントに不釣り合いながら,
とてつもなく素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
「異形の音楽」を目の当たりにしました。
キリングタイムは今年の3月に
オリジナル・アルバムが一斉に再発されました。
こちらもご興味あれば。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 2005年11月24日 13:06















