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2005年10月25日
キノコどこの子
秋や春先に里山を歩くと,雑木林のあちこちにキノコを見かけます。
おいら,どういうわけか,キノコには生理的な恐怖感があって,
いきなり出くわすと,背筋がゾワッとするのですが,
これがどうしてなのか未だにわかりません。
子供の頃に読んだ楳図かずおの『漂流教室』に,
空腹にあえいだ子供たちがわけのわからないキノコをたまらず食べると,
未来人類(クモ人間みたいなやつ)になってしまうという話があり,
とてつもなく恐かった記憶があるためかもしれません。
あるいは,キノコといえば毒,みたいな誤った先入観があるからかも。
恐いと言っても,別に店頭に並んでるシイタケやナメコなどは
全然平気なんですよ。恐いのは天然のものです。
特にいや〜な感じがするのは,いきなり土からニョキッと生えてるやつ。
倒木に生えてるやつや,養殖のシイタケなんかはそれほどでもありません。
一番ゾワッとするのは,ビル街とか住宅街とか,
人間のテリトリーでキノコを見かけた時です。
実はこないだ,そういう機会があったんですよ。
おいらが住んでるマンションの植え込みにて発見。
うわ〜。ゾワ〜。
“緑地を大切にしましょう”みたいなところです。
こういうところで,キノコに出くわすと思い切りへこむなあ。
しかも,いっぱい生えてる。
この“いっぱい生えてる感”が余計にキモイのです。
しか〜し,一回ゾワッとくると,しげしげ眺めたくなるんですよ。
これも不思議な生理現象です。
で,このキノコなんていうキノコだろうと,名前を知りたくなる。
思わず近寄ってみたりして。これはもしかしてドコモダケ?(違うか)
好事家として生まれたおいらの宿命ですかね。
なんか見ちゃいけないものみたいなんだけど,見たい。
しかし,花と違って可愛くねえなあ。
もう少し近寄ってみたりして。
ますます背筋が寒くなってきました。
ところで,キノコって何なんだろう。
木の子だから,やっぱり植物だよな。食えるし。
そう考えると,いてもたってもいられなくなり,
キノコについて物の本で調べてみました。すると……
なんとキノコは植物ではなかったんです。
(そんなことも知らないのかよ,と言わないで)
クモが昆虫ではないというのと同じですかね。
(これは知ってる)
キノコは菌類なんだそうです。
つまりカビとかの仲間なんですよ。
地中深くなが〜く根を張って,土の上に傘を出し,
そこから胞子をばらまきまくるらしい。
うえ〜,よけいに恐くなってきた。
しかし,キノコには自然界で重要な役割があるそうです。
落ち葉や虫の死骸などを処理して,
土に返しているんですって。全然知りませんでした。
なんかとても重要なことを学んだ気がしましたよ。
これからは,これを思い出して,キノコを眺めることにしましょう。
ところで,同じ植え込みの中で面白いものを発見しました。
木の根っこのところにありました。これ何だと思います?
アリの巣なんですよ。
木の根のところに盛り土をして巣を作ってるんです。
うわ〜,これはスゲエや。ちょっと感動。
天然の美ですね。
写真ではよく見えないと思いますけど,
この場面,ちゃんとアリが出入りしているんですよ。
しばらく,うっとり眺めていました。
え,キノコよりアリの巣が美しいなんて変だ?
そうですかね。
そういえば,その昔,木の葉のこってタレントがいたなあ。
関係ないけど。
ああ,片山さつきの髪の毛バッサリ切りたい。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 2005年10月25日 11:48















